ハート

適切な量を知る

バイアグラのラインナップを見てみると、3種類のものが存在していることが分かる。
その種類はサイズで決まっていて、「バイアグラ25mg」「バイアグラ50mg」「バイアグラ100mg」ということになっている。
効き目の大きさも、mg数に応じて大小が決まる。100mgは効き目が大きく、25mgは効き目が小さい。とはいえ、その大小というのは効き目の「良し悪し」を意味するものではないので注意する必要がある。
つまり、25mgではまだ正常な勃起を得られないという人のために50mgがあり、それでもなおベッドで寂しいことになってしまうという人のために、100mgが存在しているのである。
25で充分な人もいれば、100がちょうど良いという人もいる。人の数だけ、勃起不全の程度もさまざまだし、必要なクエン酸シルデナフィルの量もさまざまなのだ。

ただ、日本で市販されている(処方箋が必須)バイアグラは25mg、50mgの物であるという事実には留意したい。病院へ行っても、100mgは販売されていないのである。
なぜかというと、平均的な日本人男性にとっては、25mgから50mgで効き目は充分だと考えられているから。
だから、もし通販サイトで購入したのがバイアグラ100mgだったら、のみ方には注意すべきだろう。
と言っても、それほど難しいことではなくて、半分に割ってのむのである。半分の50mgにしてのむと、ちょうど良く効果を発揮させることが出来るのだ。

インポンテンツ

通販サイトの薬

バイアグラは、通販サイトからでも購入することが出来る。「お取り寄せ」が可能な薬なのだ。
「人知れず入手することが出来るなんてラッキー」と思うかもしれないけれど、最初は病院へ行ってお医者さんだけには知らせておいた方がいい。
お医者さんに事情を話し、診察してもらって、バイアグラの使い方などをきちんと聞いて、処方箋を出してもらうべきなのだ。

通販サイトは便利だが、そこで扱われている薬はたいてい海外製のものなので、最初は日本製の薬を買って、用法用量を説明書で読み、病院の先生からきちんと聞くべきなのである。
なぜ海外製の薬しか通販で買えないのかといえば、日本製のものは病院の処方箋がなければ買うことが出来ないと法律で決まっているからである。
日本国内では、バイアグラは医師だけが処方することが出来る医療用医薬品として認定されている薬。薬局に日本製のバイアグラが置いてあったとしても、手ぶらでは買うことが出来ない。
お金を持っているだけでは、それを手に入れることは出来ないのである。
ただ、海外製の薬を、海外から通販で「お取り寄せ」することに関しては、薬に関する法律の範疇外のことなので、自由である。その国で、一般人でも自由に買える薬としてバイアグラが扱われているとするなら、そこから「個人的な輸入」をすること自体には、何の問題もない。

性別

最初は病院で

寝室のムードが自分のせいで気まずくなってしまったとき、つまり勃起不全の症状で望むことが出来なかったとき、男が最初に考えるべきことは何か。
「俺、疲れてるのかな。寝ちまおう」ということか、それとも、「病院へ行ったほうがいいかもしれない」ということか。
例えば、「出来ないなら出来ないでいい」と考えるのであれば、別に無理してEDを治療する必要はない。EDは勃起しようとしても出来なくなるというだけのことで、痛みがあるわけでもないし、放っておいて何か命の危機に陥るわけでもない。
ただ、もちろん事情は千差万別だけれど、「出来ない」というのは自分だけの問題ではないことは理解した方がいいだろう。一緒に寝室にいるパートナーは、「したい」と思っているかもしれない。
男の気持ちを考えて「私も大丈夫だよ、別に」などと言って耐えているのかもしれない。そうやっていたらいつか、心が離れてしまうかもしれない……。
というわけで、オススメは、やはり病院へ行くこと。診察してもらって、バイアグラを処方してもらうことだ。

ところで、この文章に「最初は病院で」という小見出しが付けられているのには理由がある。バイアグラは通販サイトを使い、病院を通さなくても買うことが出来るけれど、それはバイアグラにしっかり慣れてからの方がいいのである。
最初は病院でドクターの話を聞き、のみ方に関する諸注意をしっかりと聞くべきなのである。

コンプレックス

シルデナフィルの登場

クエン酸シルデナフィル。それは、バイアグラという薬の学術名である。あらゆる薬剤は、正式名称が存在していて、それは薬に含まれている主成分の名前と一致する。
その成分が身体に効いて、症状を改善させるということになっているからである。
ちなみに、バイアグラは商品名。アメリカの製薬会社が付けた名前なので英語を使って解説すると、「Vigor」と「Niagara」を混ぜて「Viagra」としたと言われている。
Vigorは「精力」を意味する英単語で、Niagaraは言うまでもなく、轟々と音を立てて滝壺に水が流れこむ映像を見たことがある人も多いであろう「ナイアガラの滝」である。
つまり、「精力がナイアガラの滝のような勢いになる」というのがバイアグラの名前の由来であり、実際、この薬の効能を分かりやすく説明するならそういうことになる。精力をなくしかけている男に、ナイアガラの瀑布のような勢いを再び取り戻させること。

ところで、薬学的にその役目を果たしているのは、クエン酸シルデナフィルという成分であることは覚えておきたい。
この成分は、精力を増強させるものではなく、男の勃起に必要な「ペニスの血管を開く」ということを助ける効果を持っているものである。
ペニスの血管を開き、血流を理想的な形にして、勃起を促す。それを邪魔しようとするPDE5という酵素をはねのけ、クエン酸シルデナフィルは男に勃起を実現させる。

美男女

勃起のメカニズム

勃起不全は、元気をなくした男たちの身に追い打ちをかけるように、性的な生活すらも奪ってしまうという男にとっては悔し泣き不可避の現象である。
とはいえ、不全の状態に陥った身体の中で何が起きているのかを理解し、バイアグラなどのそれに対処する薬がどんなふうに働くかを知れば、気は楽になるだろう。
それらを理解した暁には分かるはずである、勃起不全は恐れるに足りないものなのだということが。

さて、男の勃起は、言わば脳とペニスの共同作業である。五感が性的な興奮を呼び起こすものに触れると、脳は、「これはチャンスだ」ということで勃起の指令を神経を通してペニスに伝達する。
性的なシーンに突入したということは、人間が存在する理由のひとつである生殖行為を行うチャンスが訪れたことを意味するのだ。
ペニスは、脳からの指令を受けてそこに通っている血管の幅を広げ、熱い血液を大量に流しこむという反応をする。この血液が、ペニス本体を構成している海綿体という組織に行き渡り、ちょうどスポンジが水を吸って重量を増やすように大きくなる。硬くなり、屹立する。

ところが、勃起不全になるとそもそも血管が開かない。血管が開かなければ血液が流れ込まず、海綿体が膨らまず、勃起することが出来ないのである。
血管が開くのを阻止する働きをする酵素が、急に横からしゃしゃり出てくるのがすべての原因である。本来なら、この酵素(PDE5という名前)が働くのは勃起がおさまるときなのだが、それが勃起を始めようというときに出てくるから妙なことになる。
すなわち、勃起不全を何とかするには、この酵素が働くのをさらに阻止する必要があるのだ。

バイアグラという薬の効能は、まさにそこにあると言える。PDE5を叩く成分がバイアグラには含まれていて、それが効き目を発揮すると、勃起は滞りなく行うことが出来るのである。